職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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ご安心ください

突然ですが 私は映画「ゴッドファーザー」が好きです

3部連続 何度も見て楽しんでいます

 

その中でも1作目の主人公

マーロン・ブランド演じるヴィトー・コルレオーネに惹かれます

 

 

箱屋の事務所で まずと見掛けることのない ボルサリーノ

そのヴィトー・コルレオーネな設計士さんに見てもらったのが

 

 

3月7日に建前予定 T様邸の

屋根に乗せるトラスというかビームというか

 

 

この軽めの部材で梁間4.55mを柱無しで架構します

下端の曲線がそのまま天井の下地となります

 

 

大工の安藤くんがぶら下がっても

 

 

大工の安藤くんが乗っても ビクともしません

 

でも安藤くんは細身なので まだ心配

そこで写真にはありませんが

箱屋の載荷試験基準の私が そーっと乗ってみましたが

 

ご安心ください ビクともしませんでした

立っている者は

立っている者は親でも使え と言いますが

 

 

とても 重たい 鋼製枠を取り付ける時は

 

 

施主も設計士も使って

 

 

鋼製枠を取り付けます

 

 

ご自分で取付けた窓からの眺めと

ご自分で取付けなかった窓からの眺めが

 

違う景色あってくれたら喜ばしく思います

午後3時しか撮れない

金子くんがそのほとんどをまとめ上げてくれましたので

私はお引渡しの最中

午後3時に のほほん

写真を撮らせていただきました

 

 

開口の多い 窓の多い サッシの多い

南面全開口

 

 

差し込む陽に力強さがありまして

手摺を白い壁に焼き付けます

 

 

柱を床に写します

 

 

 

 

 

設計士さんは関西の方で

私の知る関西は土曜のお昼の新喜劇

 

きっと新喜劇的素養もお持ちなのだと思いますが

私たちにあわせて仕事を進めていただけました

 

 

また次回も ぜひよろしく

と おっしゃっていただけたのは

金子くんへのご褒美で

 

 

このタイミング 社交辞令と言えなくもないのですが

社交辞令ではない と思えるのも

これまたコミュニケーションの結果かと

 

 

どの建物でも 完成の横には人の成長があってほしく

 

監督はもちろん 職人さんも然り

そして設計士さんも 施主さまも

 

それぞれみんなが少しづつでも 誇らしく

完成を喜べるような仕事を続けたいと願っています

寒さ厳しい折でしたが

皆さんには とってもがんばっていただきました

 

 

写真に気温は写りませんが

ニット帽の大工さんの

パンパンに膨らんだ着込み方を見れば

 

2月6日(木) 今冬最高に冷え込んでいることが分かります

 

 

作業開始前 土台にお神酒を撒くのは 上棟の儀式

それはそのまま 作業開始の合図にもなり

 

 

 

 

まだこの時間 冷えた空の青さを想う余裕もありました

 

 

お昼前にも まだ

「やっぱり大きな家になりそうですなぁ」

などと 全体眺める余裕がありました

 

 

 

 

ペースが変わり始めたのはちょうど

先日紹介いたした リョービ丸ノコ用(マエダ)が

活躍し始めたころからでしょうか

 

 

 

組めども組めども

木材は減っていかず

 

 

リョービ丸ノコ用(マエダ)で加工して

 

 

このややこしそうな形に組み立ててから 吊り上げて を

 

 

繰り返すこと 22回

 

 

その間に もう一段と高い屋根も並行しながら組みますが

 

 

 

その頃には寒風吹きすさび始めて 体温低下

 

さすが 今冬最寒の日

風邪気味だった私はここでダウン

 

意識の戻ったときにはすでに本日の作業も完了で

 

 

おおむねの屋根まで出来上がってくれていました

 

 

 

 

木材をポキンと くの字に曲げたような

ややこしそうな加工の天井を

 

これから引き立てるように 映えるように

その上で目立たせすぎず さりげなく

 

施主さまには その辺りのさじ加減を

お楽しみいただきますように 完成の日まで

夜しか撮れない

ホントは昼間 陽の差す下で撮ったり

西陽が良い具合に当たるのでその辺りを撮ったりしたいのですが

 

バタつく今週の中で 時間の取れたのが一昨夜のこと

 

 

 

 

照明とガラスの反射が難しく 手に負えないなと思いつつ

しかも屋外真っ暗で 外壁杉板の具合も分からずで

 

 

 

 

でもこの現場へ関わった皆さんに 出来上がりの姿をお見せしたくて

 

 

大村さんも 大きくがんばりましたし

 

 

いつものように大工さんもキレイに仕上げてくれています

 

 

 

 

こうしてまた一軒 施主さまの元へと 手渡されました

 

今度は昼間

カーテンが付き 本が並んでナンボの箱かと思っていますので

 

お引越しの後を楽しみに 拝見させていただくつもりです

明日はこんくり

 

地面に半分くらい 埋まっている ものですから

中で作業をしている人の高さ具合が

不可思議に見えるこちらの現場

 

 

まずのイベント こんくり打ちへ向けての作業が続いています

 

 

 

 

建前の日と同じくらいの緊張漂う

こんくりの日 躯体コンクリート打設の日

 

 

 

 

明日の作業に向けて

まだ朝から最後の準備もありますし

 

今夜は早くに

多分20時ごろには おやすみいたしますね

準備出来てる

現地は基礎が

 

 

しっかりとした基礎が

 

 

出来上がり

 

 

作業場では

 

 

屋根が

 

 

屋根の下地が準備出来

 

2月6日の建前を待つばかりとなりました

 

 

謎の手造り

リョービ丸ノコ用(マエダ)も スタンバイ

 

ある特定の角度にセットされた この定規の使いみちは

この世で今のところ 私と(マエダ)しか知りません

 

そんな謎の作業は

建築の工程において あちらこちらに点在しているのです