職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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平成最後の地鎮祭

ここ最近

毎日どころか毎分毎秒ごとに飛び交う「平成最後」

 

イベント事に興味の薄い私の 平成から令和への切り替えは

21世紀が音もなくやって来た時と同じく

きっと無音で切り替わることになるのでしょう

 

それでも平成という時代に開業した箱屋ですから

思い入れがあるのはもちろんで

 

私も一つくらいは平成最後を謳ってみたい

と思っていたところの それに相応しい行事 

箱屋にとって 平成最後の地鎮祭 をお迎えしました

 

 

 

地面へ 建物の形に縄を貼り

これが今回の建物のサイズですよ と

施主さまに説明すると

「え…コンパクトなんですね」

という言葉が出てくることがほとんどで

 

それに対し

 

コンパクトに見えるのは今だけですよ

建前以降 コンパクトという言葉は一切出てきませんよ

 

と 説明するのが楽しくて

 

 

 

 

平成の時代に何度もこんな会話を交わして来たんだなぁ と

感慨も深く

 

まずはこの時代の節目まで

工務店を続けて来られたことの感謝も心に乗せつつ

地鎮の儀に参加させていただきました

 

 

今はコンパクトにしか見えない 縄で囲まれた平面が

想像を遥かに超えるボリュームの箱となり

施主さまを驚かせる日が楽しみで

 

その楽しみが施工の 原動力 でもあるのです

地鎮祭を執り行いました

初めてお声掛けいただいたのは

かれこれ1年半ほど前になりましょうか

 

世間一般の家造りから思うと

設計から着工までに1年半も掛かるというのは

「何ぞトラブルでもあったのかしらん」

と思われてしまう年月でありますが

 

これといったトラブルもないのに設計から着工までに

4〜5年掛かることもあったりする 我が特殊住宅業界において

1年半という年月は 多少長めかな?

という程度の準備期間

 

プランの変更などの紆余曲折は当然のごとくありましたが

消費税の増税へ巻き込まれる前に

契約→着工へとたどり着けました

 

現場前面の道路はなかなかの坂道で

敷地の形状は旗竿地

 

 

周辺は「高級な」という形容詞が似合う住宅街

 

 

 

 

設計士さんの自邸という設定の

箱造りが始まります

 

 

まずは何より箱屋にとって

令和第一号の建前になるであろうこちらの箱の

工事中の安全と無事の完成を 強くお願いしたところで

 

 

 

1年半の設計期間を経た箱の工事を

連休の合間を縫いながら開始いたします

人材ウェルカム

世の中には奇特な方がおられまして

 

何人かはそういう奇特な方からの応募があるのではと

3週間ほど前に 現場監督さんと事務員さんの募集をしたのですが

事務員さんの応募だけはありまして

連休明けから来ていただけることになりました

 

私が中途半端かつ四苦八苦でこなしている

事務経理仕事を手伝っていただいたり

2人の現場監督のサポートをお願いしたり

 

その他事務所の掃除片付けとか宅配物の受取り発送や

郵便物の整理に資料請求…

 

多くをお支払い出来ない給金で

諸々の雑務を押し付けてしまうことになりそうですが

奇特な方なので

今のところ「大丈夫です」と言っていただいています

 

というわけで事務員さんの募集は締め切りますが

現場監督の方は引き続き ウェルカム

 

いやホントに 心からお待ちしておりますのです

足場が外れてからのこと

外観に特徴を感じていたものですから

足場が外れることを楽しみにしておりました

 

 

 

敷地も角地で

4方から建物の形を眺められる

 

 

それはもう 目立つこと この上ない場所に立っています

 

 

足場が外れた頃の室内は

大工さんの仕事 真っ盛り

 

 

 

 

 

完成まで もうしばらく掛かるかな

 

 

と思っていたのですが

 

 

この4月の間に大工さんも完了で

連休明けのクロス工事を終えたら

無事に完成のところまで来ています

 

 

外観の特徴に目が行きがちでしたが

 

 

室内も外観のままに

なかなか複雑な構成を見せています

 

 

内観も外観も

ひと目では全体のお伝えが難しいこの箱ですが

 

 

大村さんががんばってまとめてくれたことに

感謝をしているところです

間もなくオープン

室内ではイベント用の展示が始まっております

 

 

4月の週末ごとに内覧会を催しているとのこと

機会がございましたら ぜひにどうぞ

 

私はSNSから取り残されていますので

詳しいお伝えは出来ませんが

お調べいただければ 情報も出てくるはずです

 

 

シンプルでシャープで重厚で

 

 

住宅とはまた違ったスケールと納まりが

楽しかった箱でもありました

 

 

 

 

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見上げの家

 

坂の途中に造っていますので

必然のように 見上げる写真が多くなります

 

 

はね出した2階の外廊下にスダレが掛かると

完成形になるとのこと

 

そこは 施主さまにがんばっていただき

本来の姿が見られる日を楽しみにしています

 

 

見晴らしの良い立地であることは

室内 2階リビングからの景観に表れています

 

 

無事のお引越しも済み

 

この新緑の季節

お庭とともに 映える お家が出来上がりました

人材ほしい

すでにうちには2人

ちゃんとした人材がいてくれているのですが

もう1人か2人分の手がほしいと考えています

 

以前の募集はもう4年前になりましょうか

その際に応募いただいた大村さんは

一人前の現場監督として活動中

 

さらにその4年前

2011年の春に 箱屋へわらじを脱いでくれた金子くんは

今や押しも押されぬ大黒柱

 

そんな2人のサポートと

そのついでに私の面倒をみていただける手を募集いたします

 

前回は 業務拡張ではなく

今までやってきたことをさらに続けていくため
という名目で募集しまして

そこで狙い通りの人材に縁をいただき

まずはここまで続けて来られました

 

今回は業務拡張を見据えての人材募集をいたします

 

私を含めた3人の現場監理のサポート

つまり現場監督見習いさんを1人と

 

それと経理・事務・資材発注のサポート

および不在になりがちだった事務所の管理

いわゆる事務員さんを1人

 

条件は前回募集時とおんなじ→要参照

 

実際には参照いただくほどもなく

応相談 ということなのですが

ただ事務員さんはパートタイマーで構いません

 

上に 業務拡張 と書きましたが

新たな 家の組織 を

進めるための

人材募集と位置付けています

 

改めてお問い合わせは

hakoya1965@gmail.com 又は 090-8545-7421 松本まで

 

事務所は春日井市気噴町北1丁目32番 ですが

日中は現場へ出ていることも多いもので

メールまたは携帯への連絡をお願いします

 

なお 募集は本ブログでのみ

一般求人誌・求人サイトには出しておりません

 

この記事をお読みの皆さま

建築に興味があり

転職・就職をお考えの方が近くに見えましたら

ぜひオススメくださいますようお願いいたします