職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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アタマの大盛り

牛丼の吉野家さんでアタマの大盛りと言えば

ご飯の量は普通ながら 肉は大盛りという

まぁ 私向きの牛丼なのですが
 

現在発売中の住宅特集10月号は
箱屋にとってまさに アタマの大盛り
 

 
一冊の本に2件の箱が掲載されるという
かなり ご馳走 なことになっています
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釘付け

今は9月17日 日曜日の午後5時

 

九州が四国が 荒れる川が 倒れる樹木が

接近 警報 避難 勧告 おそれ 警戒 厳重に

普段あまり使わない言葉が並んで怖いけれど

 

ずっとテレビに釘付け

 

台風18号 のニュースは途切れることなく

テレビを消すことも出来ず

 

現場がこのような状況なものですから

 

 

よけることも出来ないとすれば

何ごともないことを願いつつ

早く寝るしかありません

答えの出し方

私もそうでした

 

 

先達の職人さんや同年代の設計士さんと

答えを求める作業は だいたい足場の上

 

設計図という地図を片手に

問いにぶつかり さまよいながら

 

答えをひねり出す先に

建物の完成という出口が見えてきます

 

 

問いと答えは常に現場にあり

 

現場のあちらこちらに潜む

それら問いと答えに向き合わなければ

施工の精度も設計の洗練も上がりません

 

 

同じ足場の上 この二人の出す答えが

この箱の 正解 になってゆくのです

 

目には目を 立体には立体を

 

重機の姿に多少の違和感を覚えますが

それは置くとして

対「斜面」 の工事が始まります

 

 

斜面に沿ってせり上がるように配置される

こちらの箱の姿を理解するには

 

 

頭の中を立体化させなければ対応出来ません

 

 

 

目には目を 平面には平面の 立体には立体の

 

 

こうもマチマチな 基礎の高さを把握して

各職種の皆さまに伝えるのは

なかなかに骨の折れる作業なのであります