職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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品もよろしく

また改めて 庭作りなど終わりましたら

ゆっくり写させていただきたいのですが

 

お引き渡しの直前に 工事終了の記録として

 

 

 

 

 

 

 

 

落ち着いた色合いなのは 素材の選び方と

陽の入り方によるものですが

 

部屋の中に漂う品のよい空気は

この工事に関わる人たちが作り出したものなのは

言うまでもなく

 

そんな家にしようと意識しなければ

出せない  だと思っています

いただいて参りました

昨年の春のことです

このような「場所造り」のお手伝いを

させていただきました

 

 

 

育みの場 と名付けられたこの広場は

個人の所有でありながら地域に向けて開かれています

 

 

憩いの場として

イベント広場として

そして 造っている時には思い到りませんでしたが

災害時の避難場所として

 

そんな思いの込められた私設の公園が

この度 岐阜市景観賞  を受賞したとの報で

授賞式に出席させていただいたのですが

 

場所は 楽しく見応えのある

ぎふメディアコスモス

 

 

と その前に

 

交差点を挟んで対角線の向こう側

オーラを放つ建物が気になります

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現場は進む

 

こんな具合に

腕組みして悩む場面にも よくよく出くわすけれど

 

 

 

 

お正月をはさんで 年末と年始

 

 

 

 

結構な勢いで 現場が進んでいて

ドキドキワクワク しています

雪の日に 遠くから眺めてみる

間もなく完成を迎える Fさま邸が

吹雪を物ともせず 存在高く健気に佇む姿に

思わず涙が頬を伝いそう…は大袈裟ですが

 

 

大工さんを中心に

多くの職種・職人さんが絡んだこちらの箱は

 

人の手の掛かった跡がたくさん残っていて

雪などに負けることのない 温かみ を感じます

 

 

 

室内の仕上げは完了で

このあと 建具と家具が入れば

明るく眺めの良い箱が完成します

 

 

 

 

 

 

この期間の現場の緊張感は独特で

こと細かく「詰め」の作業が続き 気が抜けません

 

これも 産みの苦しみと表現すればよいのでしょうか

 

ここから一気に 箱から住宅へと変容させるのも

現場監督のお仕事なのです

改装工事は結構好きなんです

改装工事の醍醐味は

 

以前の箱の名残に従順なフリをしながら

反抗期の中学生的な部分を忍ばせて

 

元の躯体の縛りからは逃れられないと知りつつ

素知らぬ顔で目いっぱいの 抵抗 をしてみるところ

 

 

「そんなに手を加えてはいませんよ」

みたいな顔してますが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は造る側の人間ですから

広範囲に渡り 手が加わっていることを

よく知っているのです

2017年 住宅の挑戦

という刺激的なタイトルの 住宅特集 1月号

 

 

昨年末に発売されている今号に

常滑市で建てさせていただいたお家が

GA houses 149号に続き 掲載されております

 

この建物において 私が何に挑戦出来たかの実感はありませんが

せっかくこのようなお家を造る機会の近くにいるのですから

挑戦し続けなければ もったいない との実感だけは

肌で感じております

 

 

さて 皆さま ごあいさつ遅くなり申し訳ありません

 

明けましておめでとうございます

 

本年も箱屋を どうぞよろしくお願いいたします