職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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晴天の儀
6月28日となれば
通例 梅雨真っ盛りのはずですが




台風が過ぎ去った後のような

秋の始まりを思わせる深味のある青い空と
湿気を伴わない強めの風が




土地の 清祓い を爽やかに手伝ってくれました



頭を下げ この土地を司る担当の神様にあいさつを済ませれば
ここでの2期目となる工事が開始します



1期目の工事開始もちょうど 一年前のこの季節
2年連続 ここで夏を過ごすこととなりますが

担当の神様

またお前たちか

などとは おっしゃらず
今回の工事中の安全も 見守りくださいますよう
よろしくお願いいたします

現場じゃないところでも作業は進む
現場じゃないところ と言えば
もちろん箱屋の作業場


ここで外壁の板の塗装をしたり



枠材の加工をしたり





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夏日に床暖


あらかたに掘られ
場が出来た土の上に敷くのは

気温30度の夏日の施工に 似つかわしくない
床暖房のパネル



温まりますように
願いながら施工したいところですが



頭の中に浮かぶのは
気温に負けて クーラーの冷風のことばかり



だとしても

パネルはきっちり 配線はしっかり
この上に造る基礎をバッチリ温めてくれるはずですので
ご安心下さい
ずっと気になっている
地盤調査方法の中でも ポピュラーな方式の一つ
スウェーデン式サウンディング試験




スウェーデン?

北欧の?


スェーデン じゃなくて スウェーデン?
発音するとちょっと不思議な スウェーデン




測定機械の形に
スウェーデンの香りは無く
どちらかと言えば 耕うん機

何十年となく気になり続けているのに
調べもしない 「スウェーデン」の由来

ウィキペディアでも開けば ものの数秒で分かることなのに

でもこのまま 謎のままにしておきたい
スウェーデン です

プレゼンテーション土曜日
A1サイズのパネルの前に立ち
直接 審査員に説明するという




いわゆるプレゼンテーションという行為



こうした たくさんの人の中にいるだけでも
ドキドキするのに

みんな上手に説明するもんだなぁ
と感心して見ていました



東海住宅建築賞の1次審査の日

清須のお家
3位となる得点を取得して
2次審査へコマを進めてくれました
箱屋にもある
箱屋にも
ホームページというものがあるのですが

施工実績の更新がずっと止まっていたことが
気掛かりではあったものの

本ブログをがんばって書いているから大丈夫 と
見て見ぬふりをしていました

でも完成した建物を一覧していただけるのは
良いことだと分かっていましたので

大村さんが入社してくれたことを機に
写真を整理して 選定して
ようやく ここ5年分を載せることが出来ました

箱屋のホームページ

とは言うものの 写真を撮れていない現場があったり
やっぱり素人写真だな と思うところがあったりで

一覧にすると かえって反省点が目立ちます

建築に対しても ままならぬ日々なのに
写真の技術向上までは難しい
という言い訳を お知らせいたします

良い子は見ちゃダメ
室内の左官工事が 仕上りました






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これが飲みたい
左官屋さんが 10時の休憩に



これが飲みたい



と 絵を描いて訴えて来たので





私は これ を買ってきてあげました
現場はひたすらグレーへと 突き進む
グレーという色の意味合いは
どっちつかず 曖昧な などに例えられますが




もちろん しっかりとした
意思と目的を持ったグレーも 存在します




パッと見は セメント色



その中に混ぜられた黒の割合は
企業秘密で




ここの現場へ遊びに来たら

セメントで作るグレーと
漆喰で作るグレーとの




違いが分かる人になって 帰りましょう

雨降って 地固まれ
6月12日の 朝7時30分より
この季節に相応しい天候の下




地鎮祭 が 粛々と執り行われました





雨が降る すると
地中に浸透する雨水に乗って
微細な砂分や土分が地盤のすき間にもぐり込む


その結果
土中のすき間が均質に埋まり
安定した地盤になる という




雨降れば 地が固まる

この星は それを繰り返しながら固まって来ました

梅雨らしいシトシトとした雨

ゆっくりと地中深くまで
その願いとともに染み渡りください