職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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家を元に戻す
半年ほど前に改装工事を済ませた場所の横で
2期工事の準備が始まります




長く住まわれた家をリセットする瞬間は






家を造り上げていく作業の中では
感じることのない特別な時間




勇ましい という表現が似合う職人さんの姿に圧倒されながら




でも これくらいの勇ましさを持たなければ
家を戻す という作業に立ち向かえないのでしょうね

建前2日目
 

屋根の鼻先が 長いところで
壁の芯から2.7メートルほども伸びていきます







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予定のところまで
午前中に 柱がひと通り建ち



キレイな24角形が出現してくれました






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何かが違う
おーい
柱の長さ 間違っとるんじゃないか?




1階の天井が



やたらと 低いんですけど




えっ? そうですか
これで 正解 なんですね

いつもと違う
待ちに待った と言っていいでしょう
ここのところ 箱屋周辺で話題の中心だった
24角形の建前を5月22日に迎えることが出来ました




さて いつもと同じなのは
作業開始前にお神酒を撒くところまで




柱が立ち始めると すぐに
勝手が違うことに 気付きます




勝手の違い の最大の要因は
「番付」



通常なら「いの一番」とか「ろの三番」など
立てる場所が木材に印字されていて
図面を見なくてもどこに立てるのかが分かるようになっているのですが
今回は各部材 4桁の数字が書いてあるのみ

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速報 円の日
作業の様子は また後日

それよりも 何よりも


円形の平面を持つ家を建てる という
それだけでも稀有な日に




どれだけの偶然を重ねたら
空に円形の を出現させられるのか




佳き日でありましたことの速報です
室内巡り
見慣れぬ幅の 路地 の向こうには



椅子のある個室が3つ



ほの暗いクロークから




リビングへと進めば



そこには 施主と設計士



日曜の朝は 打合せ
工事も終盤に差し掛かります

上手に曲がれ
木材の第一便が 現場へ搬入されて



いやが上にも 建前への気分が盛り上がって参りました



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斜面
雪の降る日の現地調査から3ヶ月を経て



造園屋さんの
樹木や庭石の撤去作業が完了し

この 斜面 での作業が



そろそろと 始まります

決戦は金曜日
5月22日 金曜日に建前を決定しました
それに向けて 各方面準備が進んでおります




今回の主題の一つが 熊野の杉を使った箱 ですので
まずは
プレカット工場に運び込まれた木材のチェック



あっすいません
人類の進化…ではなく 材料検査 の様子です


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