職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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仕上げの季節
大工さんの作業が終了し
道具や材料が引き上げられた室内は
今までの賑やかさに比較するなら 少し閑散となったものの




それでも世の中はうまく出来ていて

一時の閑散を味わう間もなく
今度は存在そのものが賑やかな左官屋さんが
ウロウロと し始める段階となってまいりました

この空を見てがんばります
陰影濃厚な この季節の夕刻



足を留めて 空を見上げる少しの時間が今の贅沢で



外の陰影が
室内にそっと忍び込む様子を

味わう時間が 今日の贅沢

風が強くて まだまだ寒い 屋根の上
屋根の登頂部で寒風に叩かれ身をすくめるのも
まずは明日まで





ひとまず屋根が完成を迎え
舞台の中心は本格的に室内へと移ります




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もしよろしければ

さてどう書けばよいものやら

すでに働いてくれている金子くんは
人づてに紹介されてるから
公式に募集するのは初めてのことで

とにかく このたび
業務を拡張する…わけではなく
今までやってきたことをさらに濃く深く続けていくための
人材募集を考えています

 

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まずは雪の中から


久しぶりに名古屋市内の現場
しかし 市内とは思えない 明媚な 場所です






この芝生の斜面を造園屋さんと協力しながら
ねじ伏せて




今日はあいにく雪中の現場打合せでしたが
暖かくなる頃には基礎工事を始めたいと思っています

何かと勝手が
今までにも各隅が直角90°じゃない
いわゆる変形した箱を造ってまいりましたが

やはり平面がほぼ円形となると
またそれとはいろいろ勝手が違うようで




実際の地面にその大きさや配置を書いてみると




平面の珍しさから新鮮な気分を感じたのも束の間に
位置出し一つにも こりゃ手強いのぉ

まだ始まったばかりではありますが
前途の多難な香りが立ち始めた 建国記念の日

まぁ国が建つくらいの日だから
丸い箱ぐらい建っちゃうだろう と

日柄の良さを味方につけ
何かと勝手が違いそうな箱作りが ここに始まりました
雪山
以前チャンピオンコースと例えた こちらの現場
昨日はそれが現実となってしまいました




開始時にはまだ晴れ間もあった 屋根材の荷揚げ作業



それが吹雪へと一転し
みるみるうちに屋根の上は 雪国




そんな中で 12mにもなる長さの屋根材を
屋根の足場のすき間に滑り込ませるという
雪が無くても相当に手こずる難作業を




大工さんにも手伝ってもらいながら
誰一人遭難することなく無事に完了させましたが

あまりの寒さと冷たさに
ホント 雪国で工務店やってなくて良かったわ

と シミジミ思う屋根の上でした

今のところ外も中も白い


防水シートに 包まれて いるので



今のところ 外観は白く



外観に引っ張られるように




室内も白く 仕上がりつつあります
さえぎるもの無く 北風の中に建っている
建物四方 さえぎるものが無く
どの角度からでも どの距離からでも
楽しめるという珍しい現場です






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