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コテを使ってモルタルを手で仕上げる

大雑把な解釈として

 

モルタルとはセメントと砂と水を混ぜ合わせたもので

そして そこに一定の大きさの石を混ぜ

強度を増したものを コンクリートと呼びます

 

大粒の石の入ったコンクリートを

壁に塗りつけることは出来ませんので

外壁にはセメントと砂と水を混ぜ合わせたモルタルを塗ります

 

モルタルの主成分はセメントですから

仕上がった状態で薄灰色になることを想像するのは容易で

 

 

こちらの箱の外壁も モルタルグレーに仕上がって来ています

 

 

一口にモルタルグレーと言いましても

配合とか施工する時の気候や下地の状況

もちろん塗り方の違いなど

そのグレーは時々に変化を見せてくれます

 

 

左官屋さんに限らず

職人さんが手で仕上げる という行為は

先ほどのモルタルの例のように

不確かで予測不能な要素が多くある反面

その場その時の 一期一会 とも言え

 

 

壁を塗る左官屋さんの姿を見守る設計士氏の視線には

そんな一期一会の作業への 憧れと羨望 があることを

私は知っています

 

 

設計士氏や私たち現場監督は

職人さんにあこがれの目を向けることが多いのですが

 

不思議なことに職人さんたちは

設計士や現場監督にあこがれたりはしないようで

 

どうやら片思いらしいことは うすうす分かっているのです

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