職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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ささやかに対策

箱屋の事務所を ご存知の方なら言わずもがな

 

首相に怒られてしまうくらいに

密で通気の悪い事務室となっておりまして

 

かと言って 休業するわけにも 

在宅ワークにも しにくいのがこの業種 

我ら 休業補償対象外

 

 

ささやかな対策として

金子くんが 1階倉庫へ事務机の隔離中

 

日中の気候が良くなってきたとは言え

夜間は冷える土間の上

ストーブ抱えてデスクワークしてくれています

 

今のところ身近に罹患者は出ていませんが

ひとたび関係者にコロナの発症を聞けば 

ともあれ現場の閉鎖を決断せざるを得ない

 

そんな 今までに考えたことのない危機的状況を

強く意識する日々 少なからずの疲弊

 

とにかく 箱屋の関係の皆さま

この建築業界においても

品行方正な部類に含まれる皆さまですので

今回この情勢の中 おとなしく

現場とご自宅だけの日々を過ごされていると思っておりますが

 

改めて

危うき場所には決して近寄りませんように

 

これは要請ではなく

命令としてお伝えさせていただきます

つくづくと想う

年の瀬 30日

どうしてこうも 毎の年

 

本来ならばしみじみと 今の年を振り返り

来たる年へ希望の思いをいたす この時期に

 

なぜに私は 目をシバシバさせながら

年賀状を触っているのだろうかと

つくづくに 想う

 

こうなると 年賀状に対する何らかのトラウマでも根にあり

精神的障壁として無意識に避けてしまっているのではないかと

疑う心さえ浮かんで来る始末

 

 

ともかく 来年の目標

 

 

 

元旦に届くよう 年賀状を投函出来るような

 

ハガキの向きを間違えずに

プリンターへ差し込めるような

 

そんな計画性と冷静さを兼ね備えた

立派な大人に 私はなるのです

そうだ京都へ行こう

他県の人が京都へ向かう新幹線へと乗り込む際

そのほとんどが

 

「そうだ京都へ行こう」

 

と 心の中でつぶやいてから席に座る と聞きました

 

もちろん今回私も 新幹線どころか

JR中央線 高蔵寺駅のところから 「そうだ京都へ行こう」

と つぶやきます

 

 

12月25日 クリスマス早朝の龍安寺

宗教的にも訪れる意味合いが難しいようで

 

 

人影まばら というより 誰もいない が正しい表現

 

 

有名な石庭を前に10分少々

インターネットで下調べした 石の数を数えてみたりしたものの

 

所詮は付け焼刃 水たまり程度の浅い知識で

ここの石の想いに至るはずもなく

 

手入れ 大変だなぁ これ 

毎日やってんのかなぁ いつやってんだろう

 

までが 私の水たまり 座禅すら組めず

 

 

して 今回京都行の目的は

こちらの旧邸をアジトとする設計士さんとの打合せ

 

まだこれから煮詰めなければなりませんし

見積をした上でのことですので

 

「お任せください」とまで 胸は叩けませんが

 

 

 

手造りブロック の味わいも深い

こちらの旧邸を見学させていただきたい気持ちも大きく

おじゃました次第です

 

 

龍安寺の石にはついていけませんでしたが

こういった しつらえは専門分野

ブロックの仕組みなどお聞きすると

古寺では感じることのなかった 感銘と高鳴りを覚え

 

 

このような壁や天井の歴史は

私にとって 溺れるほどの水たまり

 

 

さて京都

今年最後の市だとかでごった返す 北野天満宮から

 

 

京都行の際にはつい立ち寄ってしまう 大河内山荘へ

 

 

 

 

 

 

立ち寄るたびに ますますと樹々は深く

山荘・庭園は外界から遮断され

まさに別天地

 

大河内傳次郎という稀代の役者が

現世を離れ 自分だけの浮世を造ったとされる場所

 

 

こういう場所に身を置くと

静かに深まる 水たまり

 

 

 

 

そして京都タワー

 

 

上階の展望台に眺め

 

 

地階の銭湯(各自お調べを)に浸かり

まずまずフワーっと浮世を離れたところで

 

 

最後の仕上げ 京都駅名物の大階段に集うのはクリスマス

 

 

世間ってものに急降下 首をつかまれ現世へと引き戻されて

 

あっそうか 今日は遊びじゃあないんだ 仕事だよ と

明日から年末までは大忙しだからね と

 

階段に多く佇むカップルに

目を覚ましてもらってからの 名古屋行き

 

浮世と現世を行ったり来たりが京都の魅力

 

そうだ また京都におじゃまいたしましょう

ほらね もう11月が終わる

師だって

12月に入っていきなり走り出すわけではないんです

 

11月には準備運動をして 気持ちを整えて

そうでもしなくちゃ

12月に入っていきなり走り出せるわけはありません

 

晩秋霜月 釣瓶落としが始まって

陽の日中が短くなるのですから なおのさら

 

現場の行きと帰り 写真をスナップすれば

背景 赤々しいのも 至極に当然

 

 

朝陽と夕陽に出会える確率の高さが

この季節の 特権

 

 

 

 

12月の前触れ 慌ただしさに揺れる11月が

それほど嫌いでないのは この特権があるからなのです

だれが アウトレイジやねん

 

何と書いてあるのか 読めも出来ない屏風を背に

だだっ広い宴会場の 上座 に置かれているのは

 

 

新米組長の左右に後見人

としか見えないかもしれませんが

 

正式には工務店のオヤジの左右に

ご隠居の板金屋さんと現役の基礎屋さんという組み合わせ

 

武闘派工務店 箱屋の研修旅行の一幕です

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THE 建築雑誌

これぞ 建築雑誌

本年購入しました書籍の中でも No.1

 

書棚で見つけレジに持ってゆくまでの間

私の顔は 気味の悪いほどにニヤけておりました

 

これほど楽しく

そして 癒やし まで与えてくれる建築雑誌を

他には知りません

 

 

職人の腰袋ファッションショー

があるかと思えば

東京スカイツリーの設計者にインタビューしていたり

 

高圧洗浄器の比較記事 

現場用ラジオ(例の青いやつ)のカタログ

職人のための最新インナーウエアー試着レポート

 

それに 職人ヨガ!

職人の愛車紹介!!

建築現場用スマホアプリ集!!!

 

巻末にはアイドルの「弟子入り日記」まで

 

おふざけの雑誌ではありません

かなり真面目に建築の「現場」に向き合っておられます

 

入手したのはNo.2ですので

No.1もあるはず

 

半年に一冊のペースでしょうか

雑誌の定期購読はしたことありませんが

これだけは毎号買うことを ここに誓います

古墳の視線

年明け 程なくの頃に

空を飛び 立つまでに至った 古墳モニュメントですが

 

その後どうなったかと言うと

 

 

遠くを見つめる立ち姿に 風格を備え

たたずんで おられました

建築はどこへ行った

対戦成績1勝5敗

 

数月号前は近所の書店にあった記憶も

私のカン違いだったのでしょうか

 

そりゃあ 大型商業施設の中の大型書店

人通りの少ない「理工系」と書かれた

建築専門書コーナーへ寄れば置いてあるのでしょうが

 

何せ 私が寄るのは駐車場のある路面店

 

それでも 今まででしたら書店の2軒も廻れば

スイっと入手出来る予定でしたのに

 

 

住宅特集3月号

 

箱屋謹製の箱が2件も掲載されているとの連絡で

もうこれは当然複数冊を購入する気を満々にして訪れた

通りすがりの書店で 5連敗

 

 

「新建築社の住宅特集3月号はありますか?」

 

「お調べします」

 

「当店の入荷はありませんでした」

「取り寄せしましょうか?」

 

「あ…結構です」

 

繰り返す×5

 

 

住まいづくりの○○ とか

○○リビング とか

おすすめの地元の○務店 とか

マイホーム選びの○○ やら

○−サ ブルー○ス なんてバックナンバーまで揃っていたり

 

住宅に関する書籍 雑誌はベストセラー本のごとく平積みにされ

店によっては特設コーナーもあるほどに

 

とかく世の人が 住宅に対し

大きく関心をお持ちいただいている情勢には

ありがたくホッとはするのですが

 

その反面

箱屋謹製の箱が2件も載っている

 

 

この箱と

 

 

この箱の 2件が載ってくれている

私にとって家宝のような この住宅の専門誌は

 

どうやら世の人の関心より

外にあると判断せざるを得ない現状らしく

 

あぁ ふーん そういうことなのね

 

と幾ばくかの 鼻白み

 

こうなると 私はですね

知る人ぞ知る マニア向けの工務店ではなく

コアな人からしか声の掛からない工務店でもなく

 

もっとね 平積みの扱いの

仕事帰りにサラッと立ち読みしてもらえる具合の

工務店でありたいと

 

書店の「ハウジング」コーナーで

はたまた「ライフスタイル」の札の前で

 

私の行く末を案ずるのでありました

期待に添えず

例年この季節

ごくわずかにでも 私のファンがいるとすれば

 

もしかして 今日あたり

フンドシ姿を楽しみにされていたりするかもしれませんが

 

 

ご期待に添えず ギックリ腰 にて

今年は見学のみと相成っております

 

写真も何やら金子家の家族スナップ風

 

背後におじいちゃん

前面に人のよさそうな叔父さん

その隣はお調子者の従兄弟の尻出しあんちゃん

 

と いったところでしょうか

 

いつもの強面風とは違い

天候並みに ほのぼのしております

 

 

フンドシ締めず 酒飲まずでは

どうにも祭りの気分も盛り上がらず

 

 

腰の痛みをかばいつつ歩く姿は

ロボットみたいとも言われ

 

もう今から 来年の祭りに向け

一年がかりで体調を整えるぞと誓う

 

個人的には寂しさ残る お祭りの日でした

昭和の人へ向けて

昭和生まれの人は

トキオが空を飛ぶ〜 のフレーズで

 

 

古墳 が空を飛ぶぅ

 

 

同じく昭和の人は

例の クララが立った!を思い浮かべて

 

 

立った!

 

 

古墳が立った!