職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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つい先日に お引渡し

 

 

 

 

こうして 多くの人の手を使い

箱は 完成 していきます

 

 

 

 

 

 

 

それぞれ要所にパクンと開いた開口部と

 

 

 

 

細かく調整された床の高低が

ほぼワンフロアであるはずの平面を

豊かな立体へと導いてくれます

 

視線の移動が楽しい箱です

 

 

 

 

 

 

人の頭が創り 人の手で造る

私たちは ほとんどそんな感じです

これが出来たら足場が外せる

 

この大きなガラスを はめ込んだら

 

 

寄ってたかって はめ込んだら

 

 

無事に はめ込めたら

 

 

今日の夕暮れ 外の足場を 外します

レッツゴー 左官屋くん

年齢の平均も若い 左官屋くん達

国籍・性別豊かなところもレッツゴーです

 

 

 

 

ガシガシガリガリ

ワイワイガヤガヤ

 

室内の仕上げも ヨロシク どうぞ

O様邸の近況をご報告

 

7月の末に 建前 を迎えることが出来ました

 

 

 

 

 

 

 

今年の7月は 特記しなければならないほどに

雨の空がほとんどで

建前の日程調整に苦慮したことを

今となって思い出します

 

その後の酷暑1ヶ月を経て 現在は

 

 

 

 

 

 

絶賛 造作工事中のところです

春に始まる

名古屋市内に始まります

 

 

市中ではありますが

それほど混み入った敷地ではなく

 

周囲に高層の建物もない

青空の届く場所

 

 

 

建物四方の清め祓いと

 

 

鎌・鋤・鍬の 穿ち初め

 

 

穿つ(うがつ) という漢字を

普段で目にはいたしませんが

 

建築においてまず最初に行うのが

敷地に穴を掘る「穿つ」という作業

 

空中に浮いた建物を造らない限り

どのような規模の建築物であれ

地面を「穿つ」のが始めの一歩

 

と言っても

「さぁ明日から現場を穿っちゃおうぜ」

などと言う建設関係者はおりませんが

 

地鎮祭においてのみ口にする「穿つ」という言葉に

神聖な響きを感じる

 

春に始める