職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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I様邸のご報告

 

 

間もなく庭の工事を始めます

 

 

同時に製作された家具との取合が

華やかと思えるほどに よく馴染み

 

 

じっくりと写真が撮れなくて残念ながら

8月の終盤に お引越し をしていただきました

建前から4ヶ月半

寒さに震えた建前の日から4ヶ月と半分で

 

 

足場を取ることが出来ました

 

 

 

現場でこまめな打合せを 重ね

 

 

季節を冬→春→初夏→梅雨と重ね

 

 

そこに 製作を重ねまし

 

 

 

いつもお世話になっている

設計事務所さんとの協業です

 

いかに工事をスムースに進めるかを

意識していただけたこと 大変ありがたく

 

 

スマートでありながら

密度濃い目を目指した箱造り

 

達成しつつあるところを実感しております

寒さ厳しい折でしたが

皆さんには とってもがんばっていただきました

 

 

写真に気温は写りませんが

ニット帽の大工さんの

パンパンに膨らんだ着込み方を見れば

 

2月6日(木) 今冬最高に冷え込んでいることが分かります

 

 

作業開始前 土台にお神酒を撒くのは 上棟の儀式

それはそのまま 作業開始の合図にもなり

 

 

 

 

まだこの時間 冷えた空の青さを想う余裕もありました

 

 

お昼前にも まだ

「やっぱり大きな家になりそうですなぁ」

などと 全体眺める余裕がありました

 

 

 

 

ペースが変わり始めたのはちょうど

先日紹介いたした リョービ丸ノコ用(マエダ)が

活躍し始めたころからでしょうか

 

 

 

組めども組めども

木材は減っていかず

 

 

リョービ丸ノコ用(マエダ)で加工して

 

 

このややこしそうな形に組み立ててから 吊り上げて を

 

 

繰り返すこと 22回

 

 

その間に もう一段と高い屋根も並行しながら組みますが

 

 

 

その頃には寒風吹きすさび始めて 体温低下

 

さすが 今冬最寒の日

風邪気味だった私はここでダウン

 

意識の戻ったときにはすでに本日の作業も完了で

 

 

おおむねの屋根まで出来上がってくれていました

 

 

 

 

木材をポキンと くの字に曲げたような

ややこしそうな加工の天井を

 

これから引き立てるように 映えるように

その上で目立たせすぎず さりげなく

 

施主さまには その辺りのさじ加減を

お楽しみいただきますように 完成の日まで

準備出来てる

現地は基礎が

 

 

しっかりとした基礎が

 

 

出来上がり

 

 

作業場では

 

 

屋根が

 

 

屋根の下地が準備出来

 

2月6日の建前を待つばかりとなりました

 

 

謎の手造り

リョービ丸ノコ用(マエダ)も スタンバイ

 

ある特定の角度にセットされた この定規の使いみちは

この世で今のところ 私と(マエダ)しか知りません

 

そんな謎の作業は

建築の工程において あちらこちらに点在しているのです

あなたは 誰?

 

あっ 申し遅れましたが

私はこれから君の家を造ります 工務店の者です

 

 

もちろん怪しい者ではございません

 

 

この土地の隅から隅でお祈りをして

工事の準備に入る ごあいさつにうかがっているのです

 

 

工事のしやすそうな敷地ですね 助かります

 

 

どうぞ 完成まで その後も 末永く

よろしくお願いいたします