職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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こちらも あと1ヶ月

こちらも終盤

大工さんの作業も 家具造り へと移行しています

 

 

 

住まわれるご夫妻の 職業柄もあり

家具のほとんどが 書棚 本棚 本置き場

 

 

 

こちらも 完成まであと1ヶ月

 

雑然と くらいに

大量の本が並んでくれて それがこの箱の完成形

 

その姿を私は楽しみにしているのです

捨てコンクリートという名称には以前から違和感を持っている

 

12月に入り

こちらの工事も開始いたしまし

 

 

そこに先駆け 職人さん

私の書いた基礎の施工図を 穴のあくほど見てくれて

とても嬉しくなってしまいます

 

 

地盤を掘ると 質の良い砂が出てくるのと同時に

 

 

表層からは過去の生活が出土

ビール瓶に急須 瓦に茶碗

周辺状況から長屋だったと思われる ここの住人の置き土産

 

そして堀りも終わり 地ベタに製図紙のごとく敷かれるのが

捨てコンクリート

 

 

掘った土の上に薄くコンクリートを流し貼り

場を安定させ その上に型枠を置くための位置を墨で書いたり

並べる鉄筋に土が付着するのを防いだり

基礎下に敷く防湿用のビニールフィルムを抑えたり など

 

「捨て」という投げやりな名称とは真逆の

有能な作業工程なのです

 

 

これのおかげで 鉄筋もキレイに組めますし

この薄いコンクリートに釘を打って型枠の固定もしていきます

 

 

もちろん そのおかげ

配筋検査にも無事に合格いたします

 

 

私としては この作業工程の地位向上を目指し

仮設コンクリート なんて呼び方を

普及させようかと画策中ではありますが

 

なんだかんだ言ったところで 私のパソコン

「すて」まで入力すれば「捨てコンクリート」が第一候補

 

自分が書く施工図にも「捨てコンクリート50弌

と 無条件で書いてしまう辺りに矛盾を抱える年の瀬です

地鎮祭の時の気持ち

完成する箱があれば 始まる箱もあります

そうでないと 正月のお餅が買えなくなります

 

 

名古屋市内でも街の中

ポッカリと生まれ変わろうとしている土地に

新たな工事を依頼いただきました

 

 

地鎮祭という儀式は

静かな地盤に手を入れ 騒がせてしまうことを

お許しいただくためのお知らせであり

 

 

ここに住まう方々や 騒がせてしまう張本人を

地の神様に紹介する意味合いや

 

 

 

工事を始めるという責任を 施主・設計者・施工者がともに

再度確認する決意の日 それが 地鎮祭

 

 

普段の信心が足りない私であっても

建築という仕事を生業としている以上

 

近隣の皆さまにご挨拶するのと同じく

土地の神様にお声掛けするくらいは当然の責務と思っています

 

 

いぬのきもち や ねこのきもち は

雑誌で理解していただくとして

 

地鎮祭の時の げんばかんとくのきもち は

つまり上記のようになっているとご理解いただければ幸いです