職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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明るいも正義

私たちは色んな正義に則って箱造りをしています

 

一軒一件それぞれの箱に固有の正義があり

必ずしも「この住宅が正しい」と

断定的に伝えられないところ 伝えなくて済むところに

この仕事の面白さ 楽しさを感じています

 

建前から1ヶ月半を経過したこちらの箱

 

 

図面で見ていますので 充分に分かっているはずなのに

それでも 南面全部開口が新鮮で

 

 

想像はしていましたが

明るい家造りに 慣れていない せいもあり

いつも以上に 奥まで差し込む陽光が なぜかうれしく楽しく

 

 

 

やっぱり明るい家も 正義 なんだなと

 

建築に携わる者としては イマイチおかしな感想ですが

この箱に教えてもらえた気がしています

7月29日ですから 暑くないわけがない

今年は順当に梅雨も明けまして

7月の終盤となれば  押しも押されぬ夏のど真ん中

 

 

そんな頃の建前は 

過酷という言葉より他に形容し難く

 

熱中症との隣合わせを想定しながらの

準備を進めて参りました

 

 

 

今回は木造住宅のジャンルでも

接合部に金物を使用する工法で 箱屋初の わたし初

 

 

とは言っても 戸惑っているのは私だけで

大工さんたちは慣れたもの

 

 

 

この暑さの中 グイグイと作業を進めてくれます

 

 

気温の上昇とともに 判断力も鈍りますが

 

 

休憩と水分をしっかり摂りながら

 

 

来年 目にするであろう

夏のオリンピアンになったつもりで

 

 

過酷の作業は 積み上っていきます

 

 

平坦な場所で屋根も一枚であったことは

大きな幸いで

 

 

 

暗くなることもない時間で 作業も完了

誰一人 体調を落とさず完走出来ましたのは

さすがの職人 アスリート です

 

 

大量の飲料と

 

 

昼食時に提供いただいた

設計士氏 持参の なにわ名物 串かつソースが

とかく落ちがちな食欲を増進させてくれたことも

 

アスリートたちの支えになったことでしょう

 

 

 

建前というイベントは

華々しくあるものの 

 

 

工事全体からすれば初期の通過点にしか過ぎません

 

しかし その華々しい瞬間が

完成までの地道な作業をつなげてくれる

 

建前が終わったあとは

いつもそんなことを考えてしまうのです

安城 初上陸


 

敷地が平らであるという事案は

施工に当たっての特筆すべき条件で

 

 

 

そんな場所で始まる木造2階建ての工事は

 

 

あっという間に過ぎて行った

6月を象徴するかのように

 

 

6月の終盤からの2週間ほどで基礎も完成し

あとは建前を待つばかり

 

この度の設計士さんは初めてのお手合わせ

大阪からの遠距離管理をお願いすることとなりますが

レスポンスの速さには担当の金子くんも リズム が合うようで

 

そのまま このまま リズミカルなまま

 

これを今回のテーマとして楽しく進むことを願っております

 

毎度工事のスタート時点は検討することが多く

図面とにらめっこの時間が続くのですが

この時点でしっかり検討しておかないと手遅れにもなりかねず

 

作業手順や材料の使い方に

天候気候の諸条件を加味しつつ

完成までの道筋を造る それが現場監督さんのお仕事

 

そこへ ひとさじ加えて 箱屋のお仕事