職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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わたしのなかでつくる

何やら確認申請が どうとかの どうやらで

手続きが難航しているとの様子

 

現場での 造る が開始出来ずに8月を終えてしまいましたが

何も現場で造るばかりが 造る ではありません

 

この手の箱は

現場で造る以前の 脳内作業が思いのほか重要で

 

まずこの29段が連なる階段を

前もって私の中で造ってみます

 

 

もちろん 私の中でうまく造れないものは

現場でもうまく造れないのですが

 

 

すでに こうして階段を上から見下ろしてトントントンと

軽快に降りてゆくイメージと

 

飲んで帰宅した際には この29段を上りきれず

途中の踊り場で休憩するであろうイメージまで

 

私の中で 出来上がっています

平成最後の地鎮祭

ここ最近

毎日どころか毎分毎秒ごとに飛び交う「平成最後」

 

イベント事に興味の薄い私の 平成から令和への切り替えは

21世紀が音もなくやって来た時と同じく

きっと無音で切り替わることになるのでしょう

 

それでも平成という時代に開業した箱屋ですから

思い入れがあるのはもちろんで

 

私も一つくらいは平成最後を謳ってみたい

と思っていたところの それに相応しい行事 

箱屋にとって 平成最後の地鎮祭 をお迎えしました

 

 

 

地面へ 建物の形に縄を貼り

これが今回の建物のサイズですよ と

施主さまに説明すると

「え…コンパクトなんですね」

という言葉が出てくることがほとんどで

 

それに対し

 

コンパクトに見えるのは今だけですよ

建前以降 コンパクトという言葉は一切出てきませんよ

 

と 説明するのが楽しくて

 

 

 

 

平成の時代に何度もこんな会話を交わして来たんだなぁ と

感慨も深く

 

まずはこの時代の節目まで

工務店を続けて来られたことの感謝も心に乗せつつ

地鎮の儀に参加させていただきました

 

 

今はコンパクトにしか見えない 縄で囲まれた平面が

想像を遥かに超えるボリュームの箱となり

施主さまを驚かせる日が楽しみで

 

その楽しみが施工の 原動力 でもあるのです