1月に開催しました現場見学会
告知期間の短さもあり大盛況とは言えませんでしたが
何より大切なのは継続とアピール
ということで
現場見学会 今年2回目
場所は愛知県高浜市
設計は 服部信康建築設計事務所
詳しくは 例によっての NEWS にて
さて今回の見どころは
世にも珍しい 思いっきり工事途中の見学会
世の中には構造見学会と称して
建前直後の骨組みや耐震システムをお見せしたり
特徴的な設備機器を披露したり
ワークショップという いかにもな名目で
一般人をタダでこき使う場を設けたり
つまり住宅の見学会と言えば
何らかの建築的なテーマを持って開催するケースが
ほとんどなのですが
何と今回はテーマ性 皆無の
旅の途中 ならぬ 現場の途中 をお見せします
開催日3月24日の頃は たぶんきっと
現場が工事期間中もっとも模索状態におちいっている頃のはず
イラつく大工
頭を抱える現場監督
飛び交う施工図
おびえる設備業者
そして 無慈悲な設計事務所
そんな現場の混沌とした姿が見られるのは
この見学会だけ
構造よりも設備よりもワークショップよりも
面白いと 私は思っています
どれだけ混沌としていようが
その中に射す一筋の光明を頼りに
同じ方向を向いて 現場を完成へ導こうとする
そんな勇者のごとき現場関係者の姿を 話を
一服いかがでしょうか
ところで
上に「混沌」と書きましたが
そもそも作り方も作るものも図面で決まっているはずなのに
何を今さら現場でゴタゴタと模索することがあるの?
と思った そこの貴方
この見学会に参加するとその疑問が解消され
家造りって スゲぇ と思えるようになりますよ