職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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家相という道筋

早朝からたっぷりと 一人内覧会

 

 

 

 

天候に恵まれた12月最初の週末

強い風に吹かれることの多い場所ですが

この日は落ち着いた空で 寒がりな私を迎えてくれました

 

 

モノクロになると

上下階で張り分けた 大波と小波の外壁の違いが

一層際立つこのお家

 

1階と2階の平面の重なりを その張り分けで表現しています

 

 

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まずは薄灰色です

こちらも足場越しに見えていたので

足場を外したからと言って

色の印象が変わるものではありませんが

 

 

横切っていた足場の単管が無くなって

顔の印象は変わりました

 

 

窓の配置に規則性がありますので

それぞれの面に 表情 となって表れています

 

 

おっと

先日大工さんが教科書を見ながら刻んでいた

何とかかんとか継ぎ手はココでしたか

 

 

風の強いこの地域でも耐えられる

しっかりと造られた車庫の屋根を支えてくれていました

名前忘れた

大工さんが教科書持ってきて

 

どれがいいすかねぇ と言いながら

造った 継手

 

 

何とかかんとか継ぎ

 

もちろん金物など使わなくてもしっかり接合されます

 

 

しかし 昔の人はすごいなぁ と

 

教科書に載っていた多くの継手の名前と刻み方

臨機応変 適材適所に使いこなしていたのだろうか

 

この桁は○○継ぎで ここは☓☓継ぎだ

バカヤロー そこは△継ぎだろう

 

大工さんの持っていた教科書を見ても

目の前にある継手の名前の一つすら覚えられない私が

常に怒られている様子しか浮かんで来ませんでした

答えの出し方

私もそうでした

 

 

先達の職人さんや同年代の設計士さんと

答えを求める作業は だいたい足場の上

 

設計図という地図を片手に

問いにぶつかり さまよいながら

 

答えをひねり出す先に

建物の完成という出口が見えてきます

 

 

問いと答えは常に現場にあり

 

現場のあちらこちらに潜む

それら問いと答えに向き合わなければ

施工の精度も設計の洗練も上がりません

 

 

同じ足場の上 この二人の出す答えが

この箱の 正解 になってゆくのです

 

主義主張

 

柱や梁を「線」

床壁天井および建具を「面」として

もちろん面や線の組合せで立体を表現するのが建築なのですが

 

その中でも単体で「立体」を表しているのが 屋根と 階段

「勾配」という概念を持って建物にリズムを与えてくれます

 

2階以上の階を有する建物において

手と足へ同時に触れる近さで存在するのが階段で

面から面へ 舞台を能動的に切り替える役割を担い

建具と同様 積極的な一面を持つ装置として

設計の中でも見せ場を演出することの多い部所

 

往々にして設計士の主義主張が詰め込まれます

 

 

その主義主張の実現のため

頭を使わされることが多いのも

怪談…じゃなくて階段

 

安全の制約が多い割には

アクロバティックな要素を求められたりもする

怪談…いや 階段

 

 

そもそもが「平面」な頭を「立体化」して

毎回 振り回され 考えさせられています

屋根の上

 

設計士も

 

 

新婚の現場監督も

 

その写真を撮っている 50過ぎの監督も

 

 

カミキリムシ(たぶん) も

 

みんな大好き 屋根の上

建前も もちろん笑顔

 

 

 

 

 

一日の作業の終りは

 

 

この笑顔

 

 

周囲にお酒とお塩を これほど楽しそうに

 

 

みんなで たっぷりと撒けば

きっと建物も喜んでくれるはず

 

 

改めて見ると 結構なボリュームの箱です

 

このボリュームの箱を

建前が終わったこれからも 喜ばせ続ける のが

これからのテーマと考えましたが

 

箱を喜ばすって…

 

 

 

何はともあれ 祝上棟

これからも完成まで

安全と笑顔を忘れずに進めて参りましょう

建前も もちろん晴天

風が強く 今から思えばまだ寒かった

地鎮祭から1ヶ月半が過ぎた5月11日

 

 

もちろん建前も晴天にするのは たやすいことで

 

 

お神酒を撒いたら一斉に作業開始です

 

 

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暖かくも 風の強い日に

 

地鎮祭の 青空率 が高い 箱屋です

 

 

仏式の地鎮祭の

厳かな時間をありがたくいただき

 

 

 

どうしても風が強いというイメージの 西尾市で

事務所からの距離 ギリギリ50匏内の 西尾市で

 

 

施主さまにも設計士氏にも手を借りて

 

みんなで

楽しい箱造りを始めることとなりましたので

皆さま完成までがんばりいただきますよう

よろしくお願いいたします