職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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掲載のお知らせ

この半年ほどの間に 4冊の掲載がありました

 

昨年の I'm home.6月号 はキッチン特集として

 

 

SUPPOSE DESIGN OFFICE さん 設計の住宅が

 

 

4年前に完成した建物を

雑誌越しに眺めるのは幸せな瞬間です

 

この折り紙のような階段が検討どおりにピタリと納まり

初めてここを最上階まで登ったときのワクワクは

私の施工体験に深く刻まれています

 


 

 

 

住む。 というストレートな名前の住宅雑誌

2023年[秋]号には

エイチ・アンド一級建築士事務所さん設計の

 

 

木工作家さんの自邸が掲載されました

こちらは完成からまだ一年経たずの住宅で

 

雑誌に載るご夫妻の姿は写真の通りの佇まい

工事中も楽しく 一緒に施工させていただきましたこと

まだつい この間

 

 

 

雑誌のサブタイトル「地域と自然を慈しむ。」

この住宅の成り立ちを知る者として

これ以外はないほど しっくりと来るテーマです

 

 

 

 

そして2024年 年が明けてから2冊

 

I'm homeの最新刊

「心引かれるホームインテリア」

 

 

服部信康建築設計事務所 さんの設計による住宅です

 

 

写真には収めきれない

変形に変形を重ねた複雑な平面を

悠々とセンス良く住まわれる施主さまの

写真以上に「心引かれる」生活力に感心ばかりの住宅で

 

建築を覆い隠す植栽が 悔しいほどに

建築を大きく引き立ててくれています

 

 

 

 

そして先日発売

「住宅特集2月号」 特集/平屋的な建ち方

 

 

川本達也建築設計事務所 さんです

 

 

どうあっても注目されるであろう屋根の形状を

注目されるに値する施工結果とするために

私の寿命を少し削り注いで造ったことを思い出します

 

完成後の建物と同じくらいに 施工中を美しく感じた建物です

このままの姿で別にもう1棟保存したいほどでした

 

 

 

 

 

4軒4様 施主さまも 設計者さんも 市区町村もそれぞれで

平屋もあれば3階建てもありの この度の掲載

 

共通項は 木造であるということと 

施工が 箱屋 であるということ

 

施工が 箱屋 であるということ

 

大事なことなので 2回書いておきました

お気持ち表明

私は喜びを上手く表現できないので

こういった機会にどうすればよいのか

 

結局 ニヤリとするのがせいぜいで

 

 

でも こうした雑誌に掲載されれば

頭の中の私は

親指立てて クラッカー鳴らして くす玉割って

一人で乱痴気騒ぎしています

 

 

今春完成しました住宅が

GA HOUSES 183号 に掲載いただきました

 

設計はD.I.G Architects 吉村さん

 

そして住宅というのは何と言っても 施主さまありき

まさに産みの親

 

 

ここに住宅を建てたい というクライアントの意思を

設計者が具現化し 施工者が具体化する

 

その過程を経て実体化された箱が 建築専門誌に掲載される

 

 

 

言葉を冷まして文字にすれば

具現・具体・実体なのですが

 

 

頭の中の私は やっぱり

サムズアップ クラッカー くす玉

 

この工事に関わった皆さまの顔を思い浮かべ

脳内 夏フェスのごとく

掲載を楽しんでおります

住宅特集 11月号

 

特集/風が抜ける家

 

初めてのお手合わせとなりました木村松本さんの設計です

 

 

建築で環境をコントロールするというテーマを

設計の段階からお聞きしておりまして
 

 

観葉植物を販売する店舗と

生活を営む住居を

どのような道筋で混在させるのか

 

施工前から興味深く拝見させていただきました

 

 

この温室のような店舗と 隣り合う生活住環境とを

床暖房と業務用エアコンと有圧換気扇3台で 

快適に成立させようとする仕組み が

初期段階の図面に描かれていたことを思い出します

 

 

 

つい最近 完成を迎えたばかりで

 

掲載された写真を見ても 

失礼ながら なんだか工事写真を見ているような

 

まだ頭の中に施工図が残っている状態での掲載は

とても不思議な感を持ちますが

 

このような記事を 関係皆さまにご報告出来るのも

工事に関わる現場の監督として 

ご褒美をいただいた気分でもあります

 

ちなみに

住宅特集 2021年11月号 とYou Tube上で検索してみると

こちらの建物が動画配信されています

 

建築の紹介というより

お店の紹介にしか見えませんが

動画で見るとまた新鮮に映るものですね

住宅建築 12月号

 

もう7年が経つのですね

 

 

修繕で時折に訪れるものですから

時の経過に7年という長さを感じませんが

 

 

それもこの

世俗を少しばかり離れて置かれた建物に

ゆったり流れる時間のせいでもあるのでしょう

 

 

しかし 今まで造った箱の中でも

ここほど 建物の外観がおぼろげな箱はありません

 

 

部分部分はハッキリと覚えているのですが

 

さて外観は?と聞かれると…

 

 

雑誌を拝見しても

この角度が正面ですね という写真は見当たらず

 

 

見通せるとしても せいぜい玄関この辺り 

でも全容見えず

 

 

だからといって

とらえどころが無い という建築ではなく

しっかり 溶け込んでいる と見るべきでしょうか

 

 

住宅建築 12月号 「地形を編む」というタイトルの表紙

設計・倉橋さんの作品が2件掲載されています

 

改めて雑誌越しに拝見すると

 

すごい物を造っているなぁ と

感じた当時を 思い出させていただきました

箱屋がインスタ

先日告知させていただいた在庫処分市ですが

お分け予定の物品を インスタグラム に載せていきましょうか

となりました

 

https://www.instagram.com/hacoya2007/

 

今回の蔵出し市専用アカウントみたいになっていますが

催し物が終わったら

そのまま箱屋のインスタとして継続してみるつもり

 

他の人のを見て勉強中ですが

目的が決まらないと継続しなくなりそうなので

 

本ブログは現場が動いている様をご紹介する場所にしています

最近「ノーナレ」という技を使い始めて 手抜きを覚えましたが

基本は文章に写真を添えています

 

インスタは写真が基本のようですね

 

そこを踏まえて 箱屋がインスタ

 

思案中 です

宝の山だと思ってる

工務店を14年も続けていれば

木材が積もり積もっていくのは当然のことで

 

 

いわゆる「端材」なものから

 

 

うーん 使えるんだけど なかなか出番がないのよね

 

という部材が

事務所の1階に 鎮座しておりまして

 

 

そのまま堆積してゆけば

足の踏み場の無くなること必至

 

例年暮れの大掃除に

もったいねぇなぁ と ため息付きながら

処分するのが通例になり 

 

食品廃棄の問題と同じく 心を痛める毎年でございました

 

 

 

木材が廃棄されるたびに 私の小さな心が病んでいき

それで工務店の業務に支障を来すようなことなどあれば

元も子もなく

 

そんなことへとなる前に

倉庫を一般公開して 使っていただける人に格安でお分けしよう

 

という趣旨の 木材在庫処分市を開催してみます

 

かなり実験的かつ突発的に開催しますので

様々不手際も生じるかと存じますが その点はご容赦を

 

開催日時は 10月30日(土)9時〜16時

場所は 春日井市気噴町北1-32 箱屋事務所にて

 

販売価格は 量り売りを 検討しています

 

お肉がスーパーで100g 200円として 1kgだと2,000円

では木材だったら1kg当たり おいくらが妥当かしらん?

 

明日から毎日こちらのブログで

掘り出し物の木材写真をアップして値付けいたします

 

 

こんな断面の写真だけではピンと来ないでしょうが

これも結構な お宝木材

 

木材だけではなくベニヤや棚板に最適なランバー材など

使い方もあわせてご紹介出来ればと

 

 

もちろん一般通りすがりの方から建築プロの方まで

老若男女問わず どなたにも一律 同条件にて販売いたします

 

まずは今週 

どんな木材があるかと 写真をご確認いただき

今後告知する連絡先へお声掛けいただければ幸いかと

 

 

何せ 箱屋初めての催しで

どのような結末となるか想像もできませんが

 

皆さまの得になる企画となりますように

あいまいの精度

住宅特集という雑誌がありまして

 

特集 と聞くと何か特別な

例えば年に数回しか発刊されなさそうな季刊誌の

そんな印象にもなりますが 実は月刊誌

 

毎月毎月 よくもまあこうも

眼を引くお家が造られているんですね 日本にて

 

 

今年に至っては

4月号に大高のお家【緑区・A邸】が掲載されました

 

 

特徴を挙げれば 枚挙をいとわず

改めて雑誌越しに拝見すれば

あの夏も暑かったなぁと 遠くの目

 

 

手に負えないのでは と思うほどの

アクロバットな お家ではありましたが

品よく まとめられたと自負しております

 

 

そして今月発売 9月号には

大幸の舎【東区・O邸】が掲載されまして

 

 

光を柔らかく拡散させる

漆喰という素材へ 沿わせるように造作家具が配置され

そもそも全体が 置き家具のようでもあったりで

 

 

低めに構える正面に その風情を与えることが出来ました

 

 

 

 

今回ご紹介した2件に限らず

私たちは日々 品とか 風情とか

図面では表現し切れないものと格闘しています

 

その品や風情は

 

土地に聞いてみたり

建物自身が教えてくれたり

施主さまの雰囲気から読み取ってみたり

 

図面以外のところにもヒントを得ながら

形成し構築していきます

 

図面では描き切れない事象をまとめる精度

 

それらあいまいなところの 精度を高める ことで

 

私たちは生き残ろうとしているのです

ずいぶんと以前の出来事に思えます

昨年末のお話です

 

住宅特集という建築誌の

2020年12月号と2021年1月号への掲載をいただきました

 

12月号には名古屋市で施工しました住宅(昭和区・T様邸)が

 

 

 

1月号には多治見市で施工しました住宅(多治見市・H様邸)が

 

 

それぞれ掲載いただきました

 

2邸とも竣工してからまだ半年も経っていません

そして雑誌の掲載はほんの1〜2ヶ月前のこと

それが もうずいぶんと以前の出来事に思えます

 

ただこれを 施工時期へと想い返せば

つい先日 建前したばかりの気分に戻れるのですから

あら 不思議

 

私を包む時間は現場を軸に流れています

出来れば 長生きしたいなぁと思っています

人材ウェルカム

世の中には奇特な方がおられまして

 

何人かはそういう奇特な方からの応募があるのではと

3週間ほど前に 現場監督さんと事務員さんの募集をしたのですが

事務員さんの応募だけはありまして

連休明けから来ていただけることになりました

 

私が中途半端かつ四苦八苦でこなしている

事務経理仕事を手伝っていただいたり

2人の現場監督のサポートをお願いしたり

 

その他事務所の掃除片付けとか宅配物の受取り発送や

郵便物の整理に資料請求…

 

多くをお支払い出来ない給金で

諸々の雑務を押し付けてしまうことになりそうですが

奇特な方なので

今のところ「大丈夫です」と言っていただいています

 

というわけで事務員さんの募集は締め切りますが

現場監督の方は引き続き ウェルカム

 

いやホントに 心からお待ちしておりますのです

人材ほしい

すでにうちには2人

ちゃんとした人材がいてくれているのですが

もう1人か2人分の手がほしいと考えています

 

以前の募集はもう4年前になりましょうか

その際に応募いただいた大村さんは

一人前の現場監督として活動中

 

さらにその4年前

2011年の春に 箱屋へわらじを脱いでくれた金子くんは

今や押しも押されぬ大黒柱

 

そんな2人のサポートと

そのついでに私の面倒をみていただける手を募集いたします

 

前回は 業務拡張ではなく

今までやってきたことをさらに続けていくため
という名目で募集しまして

そこで狙い通りの人材に縁をいただき

まずはここまで続けて来られました

 

今回は業務拡張を見据えての人材募集をいたします

 

私を含めた3人の現場監理のサポート

つまり現場監督見習いさんを1人と

 

それと経理・事務・資材発注のサポート

および不在になりがちだった事務所の管理

いわゆる事務員さんを1人

 

条件は前回募集時とおんなじ→要参照

 

実際には参照いただくほどもなく

応相談 ということなのですが

ただ事務員さんはパートタイマーで構いません

 

上に 業務拡張 と書きましたが

新たな 家の組織 を

進めるための

人材募集と位置付けています

 

改めてお問い合わせは

hakoya1965@gmail.com 又は 090-8545-7421 松本まで

 

事務所は春日井市気噴町北1丁目32番 ですが

日中は現場へ出ていることも多いもので

メールまたは携帯への連絡をお願いします

 

なお 募集は本ブログでのみ

一般求人誌・求人サイトには出しておりません

 

この記事をお読みの皆さま

建築に興味があり

転職・就職をお考えの方が近くに見えましたら

ぜひオススメくださいますようお願いいたします