職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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昭和は遠くなりにけり

大阪と言えば これ

 

 

コレ

 

 

大阪を訪れたのは

前回の大阪万博 1970年以来の 49年ぶり

 

そのころ私 幼稚園児

連れられるがままの人混み・雑踏しか記憶になく

大阪に行ったことがある

などとは とても言えたものではありませんが

 

そんな大阪万博において

私の無意識に沈泥 溶け込んでしまったのが

この 太陽の塔

 

写真を見ただけでワクワクしてしまうのですから

三つ子の魂 恐ろしや

 

 

6月のある日曜日

知り合いの設計士氏に誘われて 「関西若手の仕事」なる

大阪で催された建築の企画展へ

 

普段より東海地方から出ることの無い私ですが

関西の設計・芸風はどんなものかしらんと

興味を持ってのこともありつつ

何よりその設計士氏との久方ぶりの再会を楽しみに

 

そして大阪と言えば あれを見に

 

 

 

49年ぶりに見た彼女は 何も変わらず

 

両手を上げて へそ曲げて

 

往時の日本が 万国博覧会のど真ん中に

これを造り 突き刺したことがあまりに美しく

 

そして残ってくれていることがただ 喜ばしく

 

今回の大阪行で半世紀前の邂逅を回収し

もう半世紀…までは無理としても

あと四半世紀くらい

 

私の無意識に再び塔を埋める旅を楽しんで参りました

建前近し

 

見た目よりも 想像するよりも

ズッと大変だという施工の一例です

 

 

 

コンクリートを流し込むまでは 夜も寝られんわ

 

と言っていた我らが岡田さん(基礎担当)は

 

 

 

 

7月8日の このコンクリート打設後には

しっかりと眠ることが出来たのでしょうか

 

 

さて 建前は7月17日

準備は着々と進んでおります

 

 

 

岡田さんは まだ少しくたびれています

コンクリート三昧

鉄筋を組んで

 

 

型枠で囲い

 

 

コンクリートを流し込む

 

 

こちらの現場ではこの一連の作業を

あと5回?いや6回かな

 

ひたすら 精度高く 繰り返すことになります

 

 

先回流し込んだコンクリートの

型枠を外した後に現れた あまり見掛けない肌合いは

建物の全体像の見えない現時点において 異質とも感じますが

 

ただ今後見えてくる建物がこれ以上に挑戦的であるため

きっと溶け込むように馴染んでくれるのだと理解しています

 

あと6回 コンクリートを流し込むたび

徐々に建物の規模が見えて来る

 

木造住宅(しかも平屋)でありながら

なかなか建前にたどり着けないじれったさを抱え

 

それでも根気良く コンクリート三昧の夏を続けるのです

安城 初上陸


 

敷地が平らであるという事案は

施工に当たっての特筆すべき条件で

 

 

 

そんな場所で始まる木造2階建ての工事は

 

 

あっという間に過ぎて行った

6月を象徴するかのように

 

 

6月の終盤からの2週間ほどで基礎も完成し

あとは建前を待つばかり

 

この度の設計士さんは初めてのお手合わせ

大阪からの遠距離管理をお願いすることとなりますが

レスポンスの速さには担当の金子くんも リズム が合うようで

 

そのまま このまま リズミカルなまま

 

これを今回のテーマとして楽しく進むことを願っております

 

毎度工事のスタート時点は検討することが多く

図面とにらめっこの時間が続くのですが

この時点でしっかり検討しておかないと手遅れにもなりかねず

 

作業手順や材料の使い方に

天候気候の諸条件を加味しつつ

完成までの道筋を造る それが現場監督さんのお仕事

 

そこへ ひとさじ加えて 箱屋のお仕事

さて どこを見ていただこうかしらん

かれこれ5ヶ月が経ちました

 

年が明けてすぐのこと

施工中に見ていただいた 建物が春の完成を経て

そして生活も落ち着いた頃合いで

内覧会のご厚情をいただきました

 

生活中の内覧ですので

立ち入りを制限させていただくお部屋もありますが

 

見ていただきたいのは

 

建物を挟むように配置される

北の庭・南の庭から室内へのつながりと広がり

 

 

 

そして施主さまが楽しくお住まいの様子や

南北の庭に包まれた心地を味わえる2階の個室 など

 

 

告知は今のところ 服部さんのInstagram にて

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だれが アウトレイジやねん

 

何と書いてあるのか 読めも出来ない屏風を背に

だだっ広い宴会場の 上座 に置かれているのは

 

 

新米組長の左右に後見人

としか見えないかもしれませんが

 

正式には工務店のオヤジの左右に

ご隠居の板金屋さんと現役の基礎屋さんという組み合わせ

 

武闘派工務店 箱屋の研修旅行の一幕です

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6月8日は ロックの日の前日

頭を上下に振る準備をしつつ ロックの日と調べれば

有無を言わさずハードロックが流れ出すのは当然のこと

 

と思いきや

 

意外にも

断熱材のロックウールの日であったり

 

ロックと言えば鍵でしょとばかりに

家の鍵を見直す日 などという

しっとりと家の防犯を考える一日であったり

 

それでも6月9日と言えば

私の脳内ではギター轟音 ハードロックの日

 

その前日 6月8日

フランク・ロイド・ライトの誕生日が このたびの本題

 

 

先日「ほぼ完成」とお伝えした天白区の箱が

ほぼ ではなく「完成」いたしまし

 

このたび 施主さまのご厚情をいただき

設計事務所 マルアーキテクチャさん主催にて

内覧会が催されることと相成りました

 

掲載のチラシには

「建築関係者はご遠慮ください」とは書いてありませんので

どなたでもウェルカムということなのだと解釈しておりますが

 

毎度のことで恐縮ですが

出来ますれば 一般皆様にも見ていただけると本望だなぁ

と思っております

 

チラシ内に盛り込まれた「設計趣旨」は建築関係者向けとして

私は現地で素朴な疑問質問にお答え出来ればと

 

ご案内は 掲載のチラシを拡大表示いただき

contact@maruarchi.com 高野さんへ一報いただくもよし

 

私を知っている方であれば箱屋へ一報も またよろし

 

まだそのころ 梅雨の入にはならぬことを願いつつ

多く皆様のご来場がありますこと お待ちしております

vs.土 vs.屋根

ここしばらく

この現場での対戦相手は

 

 

 

掘って掘って掘りまくり

捨てて捨てて捨てまくる

 

 

崩れないようにねじ伏せて

 

 

爪痕残しつつ

 

 

まずは 判定(検査)まで持ち込みます

 

 

まだ土との死闘は続き

その上 鉄筋だのコンクリートだの型枠だの

連戦必至 まったく気は抜けませんが

 

 

事務所内においても 金子くんの前に

複雑特殊な屋根の納まりが立ちはだかり

 

それをねじ伏せんとする

戦いのゴングが カーン と

 

こちらも困難な戦いが始まってしまいました

ほぼ完成

 

相当細い部材なのに

バルコニーの手摺が設置されただけで

キュッと締まって見えたり

 

 

もちろん毎度のことながら

植栽の効果には驚かされるばかりだし

 

 

 

大工さんが終わってからの

建具とか家具とか白いクロスとか

 

 

 

やっぱり今回も 多くの手が

ここに 投入 されているんですね

遠足レポート

5月16日(はれ 時々 くもり)

 

これは今回Tさま邸で使用する木材です

 

 

どの柱をどこへ使うか 確認するために

新城市の木材加工場へ行ってきました

 

 

林業と木材加工は切っても切れない関係で

その土地その土地 多くの方が

日本の山を守るため 頑張ってくれています

 

特に加工木材の品質については「乾燥」が重要で

 

 

今回この加工場でも

様々な工夫と信念を持って取り組んでおられました

 

 

私たちはそのおかげで

良質な材料を使うことが出来るわけで

 

 

今回のテーマ 「県産材で家を造る」

という方針は こういった山を守る人たちの努力で

実現できるのだと 実感した遠足でした

 

日頃から「造る現場」を見てほしいと言っていますが

こうした自分たちの現場とは違う場所でも「造る」は動いていて

多くの人の「造る」に支えられていることを感じます

 

林業を身近に感じる機会は少ないのですが

木材を育て 加工して 使う という流れの中で

私たちも林業の一端を担っているのだと

思うようにします