職業・箱屋  箱を作るお仕事してます
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お待ちしていました

南面のギャラリーに当たる部分へ

ガラスがはまることを 楽しみに待っていました

 

 

透明なガラスですから

設置されても変わらないはずなのに

 

 

前面の風景を映し込む この透明な膜の緊張感は

毎度のこと

 

はまった瞬間に箱の顔をキュンと引き締めてくれます

 

 

塗装のためにビニールで養生をされてしまいましたが

 

 

透明の時とは違い 室内に入る光が柔らかくなり

ウキウキとする 異次元空間

 

 

設計士氏をモデルに

建物のスケールを楽しむ土曜の夕暮れ時

 

 

明日からはここに庭造りも始まります

 

完成まで1ヶ月半となっております

がんばります

このタイミングは珍しいですよ

1月に開催しました現場見学会

告知期間の短さもあり大盛況とは言えませんでしたが

何より大切なのは継続とアピール

 

ということで

 

現場見学会 今年2回目

 

 

 

場所は愛知県高浜市

設計は 服部信康建築設計事務所

詳しくは 例によっての NEWS にて

 

 

さて今回の見どころは

世にも珍しい 思いっきり工事途中の見学会

 

 

世の中には構造見学会と称して

建前直後の骨組みや耐震システムをお見せしたり

 

特徴的な設備機器を披露したり

 

ワークショップという いかにもな名目で

一般人をタダでこき使う場を設けたり

 

つまり住宅の見学会と言えば

何らかの建築的なテーマを持って開催するケースが

ほとんどなのですが

 

何と今回はテーマ性 皆無の

旅の途中 ならぬ 現場の途中 をお見せします

 

開催日3月24日の頃は たぶんきっと

現場が工事期間中もっとも模索状態におちいっている頃のはず

 

イラつく大工

頭を抱える現場監督

飛び交う施工図

おびえる設備業者

そして 無慈悲な設計事務所

 

 

そんな現場の混沌とした姿が見られるのは

この見学会だけ

 

構造よりも設備よりもワークショップよりも

面白いと 私は思っています

 

どれだけ混沌としていようが

その中に射す一筋の光明を頼りに

同じ方向を向いて 現場を完成へ導こうとする

そんな勇者のごとき現場関係者の姿を 話を

一服いかがでしょうか

 

 

ところで

上に「混沌」と書きましたが

そもそも作り方も作るものも図面で決まっているはずなのに

何を今さら現場でゴタゴタと模索することがあるの?

 

と思った そこの貴方

 

この見学会に参加するとその疑問が解消され

家造りって スゲぇ と思えるようになりますよ

痕跡

左官屋さんは

こんなふうにして

 

 

現場に 手の跡

 

 

残しているのです

 

授賞式は気恥ずかしい でも受賞はとても喜ばしい

完成してから かれこれの3年が経つのですね

面積を見れば小規模の増改築でしたが

各面で勉強させていただいた箱です

 

 

設計士さんはお若い方で

しかも遠方で初顔合わせ

 

見た目のいかつさ(失礼)とは違い

粘り強く繊細に

遠方の私たちをコントロールしてくれたことと

図面の丁寧さ正確さが大きく印象に残っています

 

そんな箱が

 

 

ん? なんて書いてあるのかしらん

 

 

第26回 愛知まちなみ建築賞 

 

ほんとにありがたいことでございます

 

 

 

「まちなみ」を形造るほどのサイズではありませんが

「まちなみ」にリズムを作る役割は果たしている

その辺りが「まちなみ建築賞」なのだと解釈しています

 

 

 

屋外ブラインドのウインクもチャーミングなこちらの箱は

施主さまも魅力的でロックンロールなお方

 

その施主さまのリズムが

この箱を通して「まちなみ」へ広がってゆく

 

リズム隊として役割の一端を担えたこと

とてもうれしい受賞でございました

昭和の人へ向けて

昭和生まれの人は

トキオが空を飛ぶ〜 のフレーズで

 

 

古墳 が空を飛ぶぅ

 

 

同じく昭和の人は

例の クララが立った!を思い浮かべて

 

 

立った!

 

 

古墳が立った!

私は建前が好き

施主さまにとって建前という儀式は

「好き」「嫌い」で表現するものではなく

 

 

例えるなら「楽しみ」であったり「ようやく」であったり

「これからだ」と意気込みを新たにする日でありまして

 

 

標題のように建前を「好き」と表現するのは

いささか筋の違いを思いますが

 

でも好きなものは好き

 

 

私にとって土台までは2次元の世界

柱が建って ようこそ3次元

 

そんな次元を超える建前という日が好きなのは

建築に関わる者として仕方のないこと

 

そしてそんな機会を与えてくれる

施主さまに感謝をする日でもあります

 

 

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屋外のことはだいたい分かりました

お正月を挟んで

大工さんの作業は徐々に屋外から屋内へとシフトしていきます

 

 

 

外壁・屋根など屋外の納まりについては

ほぼ 理解しました

建前までに各所検討していたおかげで

予定通りに納まっています

 

 

室内はこれからです

 

ただ

考えなくてはいけないポイントは抑えているつもりですので

怖くはありません

 

 

 

建築現場に 怖い という表現はおかしいですが

納めるべきポイントを見失うと

実際 途端に現場は怖く・固くなります

 

だから現場を怖がらせないように

理解してあげることが 私たちのお仕事なのです

住宅も倉庫も 箱は箱

 

住宅とはサイズ感が違いますが

 

 

といっても 使う材料は同じようなようなものだったりで

 

 

打合せの仕方にも変わりなく

現場でサンプル片手に 盛り上がります

 

 

でも外から眺めると

あぁやっぱり住宅とは違うのね と感じたり

 

 

ゴツい角パイプをそれほどゴツく感じない広さが

住宅とは違うところでもありますし ワクワクするところ

 

 

仕上げ直前のひと時 静かにはにかむところなどは

 

住宅も倉庫も事務所も店舗も

どの箱も おんなじ なのですよ

足場解体の途中

足場解体という作業は 現場の終盤の始まりを告げる

ファンファーレ みたいなもので

 

 

ジワジワと細工を積み重ね進行していた現場に

大きな変化をもたらします

 

 

解体直後の写真を載せることはよくありますが

 

 

解体作業途中をご紹介することは少なくて

これもやっぱり人力作業

 

ガチャガチャ ガンガンと

金属パイプのぶつかり合う音の激しさが

現場を完成へと導いてくれるのです

まさかの古墳

とうとう私も 古墳造りに関わるようになりました

 

 

形状は定番の 前方後円墳

依頼主は卑弥呼様?

 

 

構造は現代アレンジの 鉄筋コンクリート造で

 

 

最終的には

 

 

立っちゃいます